私は過去上場企業には2社在籍していて、
2社とも持ち株会に入っていました。
そして、金融資産1億円を超えたときの約6割は
2社目の持株会で取得していた株です。
残りの4割も1社目の持株会での売却額がベース
となっています。
つまり、資産のほとんどが持株会由来
と言ってよいものです。
私が持株会を勧める理由は以下の3つとなります。
①給与からの天引き
②ドルコスト平均法
③会社からの奨励金
①給与からの天引き
人間というものは弱い生き物です。
口座にお金があるとついつい使ってしまいます。
持株会は会社が給与支払い時に先に
引いておいてくれますので、
確実に溜まります。
そういう意味では財形もお勧めです。
②ドルコスト平均法
持株会は、毎月一定の金額で株式を買い付ける
仕組みとなっています。
株価が安い月は多く購入し、高い月は少なく購入する
事になる訳です。
こういった買い付けの方法を『ドルコスト平均法』
と言います。
継続的に買い付ける方法の中では
比較的にリスクが少なく、
ある程度平均購入単価を抑えることが
出来る手法です。
以下、Wikipediaより
『ドル・コスト平均法(英: dollar cost averaging、DCA)とは、株式や投資信託などの金融商品の投資手法の一つ。定額購入法ともいう。金融商品を購入する場合、一度に購入せず、資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して投資する。例えば「予定資金を12分割して、月末ごとに資金の1/12を投入し、一年かけて全量を買う」という手法。USドル建てで投資することを意味するものではない。
高値掴みのリスクを避けるための時間分散の一種であるが、数量を等分するのではなく、金額を等分する点が単なる分散と異なる。価格が高い時は購入数量が少なく、安い時には多いため、単純な数量分割に比べ平均値の点で有利になるとされる。』
③会社からの奨励金
毎月の積立額に対して、
会社が奨励金を補助してくれる制度
があることが多いです。
だいたい積立額の5%~20%となることが
多いようです。
(中には30%超という会社もあります。)
この低金利の世の中で、
単利とは言え、
5%以上の奨励金は大きいです。
ちなみに私の場合は
10%ぐらいの奨励金が付きました。
従業員持株会のデメリット
当然ですが、
持株会にもデメリットはあります。
その中でも1番のものは、
「フロー(収入)とストック(資産)を
1つのところに依存するリスク」
になると思います。
つまり、会社が傾いたら、
給与収入と株式資産の両方が
一気に減少する危険があるということです。
逆に言えば、
そのリスクがほとんどないと信じられれば、
持株会に最大限つっこむことも有りだと
私は思います。
つまり、
自社の未来(≒成長)を信じることが
出来るときは持株会に資金投下すべき
と言えます。
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