1年前の今頃は
初めての緊急事態宣言が発出されて、
街は静まり返っていました。
ネットではSNS等で
有名人の方々が
”ステイホーム”を訴えかけていました。
今また大阪や東京で緊急事態宣言が
発出されそうになっていますが、
”ステイホーム”の話はあまり聞きません。
1年前より今の方が
医療現場のひっ迫は
厳しい状況のはずなのにです。
1年前と今の3つの違い
それは、1年前と今の状況の
違いが3つほどあるからだと
私は思っています。
①初めてではなくなった
前回は新型コロナの流行自体もそうですし、
緊急事態宣言が初めてだったため、
衝撃が大きく、皆が慎重に行動した
という点があったと思います。
②宣言のデメリットが見えてきた
飲食店等のビジネスへの影響から
苦境に陥っている人々の姿が見えたことと、
少なからず身の回りで
損失を被っていることを感じられるため、
自粛することへの抵抗感があるように
思います。
③若者への感染被害が小さい
若者にとってはきつめのインフルエンザ程度と
いう部分もあるので、
SNS等はやはり若者中心ということもあり、
ネットで拡散される情報としては
アンチ自粛が中心となっていたと思われます。
空気感と考え方の変化
著名人のネットでの”ステイホーム”の訴えが
減ったことは、
こういう空気感の影響と言えるかもしれません。
株式投資でも共通することですが、
「空気感」を無視してはうまく立ち回れませんが、
「空気感」に流されてしまっては
正解を見失ってしまいます。
「空気感」は市場の歪みを誘発します。
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